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空とんだ花ブタの日々

hanabuta8.exblog.jp

韓国生活から宮城に帰って5年。趣味と備忘録におつきあいください♬

師匠の日(수승의 날)

毎年、5月15日は師匠の日、先生が感謝される日です。
やはり儒教国韓国ですね。
昨日、ちょっと用事があっていった大学の正門にはいつもはいない花屋が露店を構えていました。
近ごろはこの「師匠の日」もずいぶん変わってきているようで、学校が休みになるところもあるそうです。学校が休みですから、学生は行かないのですが、代わりに保護者が担任の先生に会いに行くこともあるようです。「うちの子がいつもお世話になっています。今後とも何卒よろしくお願いします」・・・と。
信じられない話ですが、内申書が左右されることもあるようです。
そんな話がそうそう少なくはないことを知ると「何が『師匠の日』、何だろう」って思うのです。

韓国で日本語を教えて約3年になります。
わたしがこうしていられるのは、この日本語学院があるからではなく、
日本語を習いたいと思ってくれる生徒がいるからです。

日本政府のアジアに対するいろんな快くない言動などは、何も、反日の人だけに届いているわけではなく、
「日本ってどんな国なんだろう」と親しみを持って日本を知ろうとしている学生たちの耳にも届いているわけです。
「日本語を勉強したい」といっても、
「何で日本語?そんな言葉より、もっと習うべき、勉強すべきことがあるでしょ?」といわれしまい、泣く泣く日本語の勉強をあきらめてしまう学生にも会いました。
「先生、大学に合格して、自由に勉強できるようになったら、日本語を勉強するね」

わたしは自分が好きなことだけを勉強してきました。
嫌なことはほとんどといっていいほど、してきませんでした。ですから、まともに高校受験も大学受験も知りません。それがどれだけ大切なことなのかも、大変なことなのかも、正直よくわかりません。
でも大学に行くことで、社会への窓口が広くなることは間違いありません。これは、どうしようもない事実です。自分がしたい、なりたい、ことをするために、この手段を選ばなくてはならない世の中です。でも、それがすべてではありません。

大学に入ることが目的で、本当の勉強の意味がなくなってしまった教育が、この韓国にも日本にもあります。悲しい現実です。
それに強いられてしまう弱い立場の子どもたちのことを思うと、どうしてこういう世の中にしてしまったのかと、うらみたくもなります。
でも、だからといって子どもたちに、学生たちに、こうなってしまった社会をうらまないで欲しいと思っています。その気持ちを、立ち向かって行くことのエネルギーに変えて欲しい。

今、わたしはこの韓国でまだまだ未熟ではありますが、教師であり、そして学生でもあります。
この5月15日に寄せて、
今までわたしに韓国語や語学教師の楽しさを教えてくれた先生方、
勉強の楽しさがわかるようになる以前まで、できの悪いわたしを、わかったフリが上手なわたしに教えてくださった先生方、
そして今のわたしを支えてくれているたくさんの学生に心から感謝いたします。

ありがとうございます。
감사합니다.

**꽃돼지**

민선생일본어 아카데미의 학생여러분 위의 문장을 잘 읽고 주세요. ㅋㅋ
이이다샘이 여러분에게 쓴 편지예요.
화이팅!!

by makikobuta | 2007-05-16 16:10 | 韓国文化 한국문화